浅野先生と『ターナー展』鑑賞へ!☆
こんにちは。ゼロデッサンクラブです。
ゼロデッサンクラブ (Zero_dessin) on Twitter でもレポートさせて頂きましたが、
先週金曜日に講師・浅野先生&ゼロ参加者さんと上野まで『ターナー展』を観に行きました。
今回はそのレポートをたっぷりお届けします!
きっかけは前回の石膏デッサン講座の後の会話。
芸術の秋、展覧会シーズン、「最近何か見に行きましたか?」という話から始まり、
今回の企画が浮上。始めは別の展覧会へ行く予定だったのですが、浅野先生にもいろいろお話をお伺いして相談した結果、今回のターナー展に決定しました!
ピンク色の淡い色合いのチケット、可愛いです。
金曜日は夜遅くまでやっていることもあり、また館内もそんなに混み合っていないため、ゆっくり見られてオススメです。
夕方に上野に集合し、まず会場へ行く前に、近くのカフェへ入りました。
シーズカフェ ecute上野店 C's CAFE - 上野/カフェ [食べログ]
こちらのお店にお邪魔したのですが、ターナー展とのコラボでスコーンと紅茶のセットが用意されていたり、店内にもいくつかターナーの絵が!
気分が盛り上がるので、展覧会鑑賞前後に行くことをオススメします☆
カフェでは先生による課外講義!
写真は浅野先生が今回のためにご用意して下さった資料。
「ターナーのことは会場で説明されていると思うから省いて、ターナー以外のことを説明します」
ターナーと同世代の画家や、影響を与えた画家などの一覧が年表になっています。
それぞれの代表作も。ターナーが生きていた時代の背景や、その頃の美術界について、ターナーが「英国最高の巨匠」と言われる所以。他の画家と違っていたところとは?etc... 会場やwikipediaには書いていないようなお話を聞かせて頂きました。
まさか葛飾北斎が同世代だとは!知らなかったです。
お茶を楽しみながらの講義の後は、いよいよ東京都美術館へ!
外はもう冷たい空気。歩を早めながら向かいます。夜の美術館はなかなかロマンチックです!
会場内はもちろん撮影禁止なので、写真は無いのですが。
初期〜晩年までの水彩画、油彩、習作、スケッチブックなど多数の作品が展示されておりました。
ターナーはその画家人生の中で画風が何度も変わりましたが、
その変化を順を追って実際に見ることが出来ました。
ロイヤルアカデミーに出品していた初期の正統派絵画から、晩年は表現に走った作品もあり、「えーっ、こんななっちゃうの?」と。
絵の見方が全く分からなかったのですが、浅野先生に「こういう技法によって、こういう効果を生み出しているんだよ」という風に教えて頂くと、
絵が驚くほど違って見えることが分かりました。深い、見方が分かると面白い!
ずらりと並ぶ作品を眺めながら、画家の人生、画家の在り方みたいなものが垣間見えました。40代になって英国からイタリアへ何度か旅行して画風の変わったターナーですが、国によって太陽の光って違うんだなと思いました。あとターナーは人を描くことには興味がなかったみたいで、風景を描くことが好きだったみたい。
大変勉強になりました。
帰りのエスカレーターにて。
ゼロ参加者さんはお土産に紅茶も買えて大変満足そうでした!
お土産コーナーも充実していましたよ☆
美術館を離れて飲屋街に潜り込み、(お待ちかね!)お酒を飲みながら、いろいろ感想を言い合いました。
「(自分は)今後こういう絵を描いていきたい」「ターナーの作品を見ていてこういう部分に気付いた」「浅野先生が上手いと思う画家って誰ですか?」
来月にせまっている、富士山スケッチ旅行のお話も出ましたよ♬お互いの近況報告など様々に盛り上がりつつ、サラリーマンのお父さんたちで溢れかえる上野の街をあとに、それぞれ帰路につきました。
浅野先生、お忙しい中お付き合いくださり、本当にありがとうございました。
また今後もこのようなイベントを不定期で行いたいと思います。
久々の美術館鑑賞楽しかったです。ターナー展の他、現在たくさんの展覧会が行われておりますので、皆さんも芸術の秋、是非満喫されてくださいね♬
良かったら皆さんのターナー展に行かれた際のご感想やおすすめの展覧会なども教えてくださいね☆
12月講座のお知らせももう少しで出来ると思いますので、楽しみにお待ちくださいね!風邪などお召しにならないよう温かくなさってお過ごし下さい。
【今後の予定】
11/16(土)講師・浅野先生同行の日帰りスケッチ旅行、参加者募集中です!☆
祝世界遺産! 紅葉の富士山を描く 西湖いやしの里スケッチ旅行 | トップツアープラス+
【大切なお知らせ】